sabbygenteelからのニュース
そしてオーナーサチさんの プライベート満載のコラムです。

タイ編

「前おき」

いつも年に1回、マルタに住む亭主とヨーロッパで待ち合わせをし、旅をする。今回は10月に、ローマからトスカーナの方に車で行ってみようと言う事になりネットを駆使してホテル探しが始まった!

しかし、相手は日付変更線の向こう側ホテルを決めるのも行き先を決めるのも一苦労。すったもんだの末、真夜中までネットのテレビでやり取りし、全て決まったのが3週間後。さすがの私も寝不足気味。『あ~、やっと明日からちゃんと寝れる~』と思っていたら、その次の朝、亭主からメールが::: 内容は歯が痛くてやはり我慢出来ないので日本に帰って来たいという内容。『エ~~ウソ~あの3週間はなんだったの~』ドタキャンです!という訳で、10月に亭主は日本に戻り、晴れて歯の治療も終え、マルタに戻ったて行きました。

夏休みを返上して10月夏休みのつもりだった私、『一人旅をしよう!』と思い立つ。アジアにする事を決め、何度も行ったバリ島かな~?と思っていたらこんどはテロ事件。ベトナム?タイ?同じ行くのだったら初めての場所がいいかも!という事で前置きが長いのですが、『タイのひとり旅』という事に。

『11月のタイのひとり旅』“ホアヒン編”

今回の旅のテーマは「究極のリラックス」に絞り込む事に。10日間のうち5日間をリゾート地『ホアヒン』に、後の5日を『チェンマイ』に行くことにした。とりあえず、「サワディカー」(こんにちわ)「コックプンカー」(ありがとう)の2つの言葉を習得し、楽しい旅になる事を祈りながら11月23日タイ行きの飛行機に乗り込む。夕方、バンコックに着き、ホアヒン行きのセスナに乗り変える。11名位乗れる小さなセスナ機、これは初めて!今日の夜のお客は6名、これで飛んでくれるのだから嬉しいね。ホアヒンの空港から迎えの車に乗って約50分、『アーリンタ』という隠れが別荘の様なホテルにやっと到着。静かなまるで儀式の様なタイ式の迎え方。疲れているけど心安らぐ。

このホテルは海辺に4つのコテージがあり、そこが一番なのだけど予約がいっぱいで取れず、しかたなく、オーシャンビューで妥協。でも、わがままな私はその中でも良い部屋に取り替えてもらう事に成功した。だって、究極のリラックスなのだから!でも、このホテル、部屋はなかなかかわいい!シンプルで、ベットの上に綿の白いローブが花とメッセージとともに置いてあり、ゲストの迎え方もなかなかと見た。テレビは置いてない。CDのみ。そんな所がまた私向き。とりあえず、一日中水着で過ごし、何もせず、何も考えないというのは『うれしい』。

朝早く、ビーチを散歩して食事、アロマをして、本を読んで、泳いで、日差しを浴びる。夕暮れにはまた海辺を散歩、そして波の音を聞きながらワインを飲み、波の音がBGMで眠りにつく。本当に、ゆっくりとしたぜいたくな時間が流れて行く感じ。ここでは夕方、毎日タイのフルーツを部屋に運んでくれる。中には、初めて味わうものもあり、うれしいアイディアだ。

ホテルのインフォメーションを見ていて、タイ料理のお教室をやっているのを見つけ、さっそく申し込んでみた。ちょっと楽しみ!

お教室のその日、朝早く起き、アーリンタのコックで今日の先生のローズさんと街のマーケットまで、買い出しに。京都の錦みたいに出来合いの食べ物や、食材がいっぱいで色もはなやか。日本と違い、並べ方が新鮮!

今日の料理はタイカレー、トムヤムクン、タイ春巻、カボチャプリン。張り切ってスタートしたが意外に簡単。でもスパイスだけは見た事ない物もあり、日本でさがせるかな??ローズさんもビックリの早さで出来上がり、まだ、openしていないアーリンタの別棟(もうopen?)のビーチ沿いで、オシャレな食事となりました。

土曜日の夜、いつものようにホテルのレストランに向かおうとしたらボーイの男の子が『さち、ビーチで食事だよ!』と教えてくれた。ビーチに出てみたら、潮が引いて広くなった砂浜にキャンドルと机と椅子が出ていて、なんと、ビーチレストランに早変わり、おしゃれ!(写真も撮ったのですが、失敗でした)まわりを見るとカップルだらけだけど!(ゲイのカップルも含み)でも、ビーチでディナーとしゃれこんだ私でした。

夜の食事の時だけ人がいた方がいいかな?という日もあるけれど一人旅、なかなかいいですね!くせになりそう!

『BGMが波の音の5日間』

ゆっくり、そしてゆったり、『時』が過ぎていきました。高級ホテルの緊張感もそれはそれで好きだけど、ここアーリンタで自分の別荘にいる様なあたたかな思いやりを見つけました。

タイ 写真

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